トランスフォーマーの映画の過去5作品までは「シボレー・カマロ」だったバンブルビーが、映画『バンブルビー』では、ボロボロのフォルクスワーゲンのビートルに変わっている?
バンブルビーがトランスフォームしたビートルのこと、どうしてカマロになったのかについて解説していきます。
※映画バンブルビーのネタバレを含みます
シボレーカマロがビートルに?
映画『バンブルビー』は、時系列では、トランスフォーマーシリーズの一作目 2007年公開の「トランスフォーマー」の以前の話という設定です。
シボレーカマロが、ビートルに変わったわけではありません。
つまり第一作からカマロで登場しているバンブルビーが、カマロからビートルに変わったわけではなく、もともとビートルだったバンブルビーが、カマロに変わったということなんですね。
バンブルビーのビートルは、この映画ではじめて登場したわけではなく、アニメの最初の頃に、中古車店で黄色いビートルをスキャンしてトランスフォームしています。
映画バンブルビーで、ビートルにトランスフォームしたのは、アニメとはまた違った理由からでした。
映画冒頭で、追われて逃げてきたバンブルビーが、たどり着いたのは、ファミリーがキャンプをしている川辺でした。
バンブルビーの目に写ったのは、家族の自家用車 黄色いビートルだったのです。
瀕死だったバンブルビーは、黄色いビートルをトランスフォームしたところで・・・。
次にバンブルビーの意識が戻った時は、チャーリーと出会う場面です。
声と記憶をなくして、女子高生のチャーリーに怯えて身体を丸めるのです。
希少な黄色いビートル
バンブルビーがトランスフォームする黄色いビートルは、「カブトムシ」の通称でも知られる丸いフォルムが特徴のドイツの自動車メーカー フォルクスワーゲンのビートル。
ビートルは、1938年に生産が開始されて、それから2003年までの間に渡って生産され、ドイツだけでなく、国際的に販売され、日本でも人気の車で、唐沢寿明さん、テリー伊藤さんといったビートル好きの芸能人もいます。
四輪自動車としては世界最多の累計生産台数「2152万9464台」という記録を残しています。
黄色いビートルを見ると幸せになる
という都市伝説、聞いたことありませんか?
その理由は、ビートルが生産されていた頃、まだ黄色い車自体が少なかったからだと言われています。
黄色いビートルというだけでも、珍しいのに、バンブルビーの撮影に使われたビートルは、その中でも珍しい型のビートルで、
フォルクスワーゲンの1967年型のものです。
撮影では、この黄色いビートルは8台も用意されたんだとか!中には電気式のものも含めて、集めるのが大変だったんだそうです。
製造されたのが、50年を超えるほどの前。珍しい型でなくても、半世紀前の車ですから、あまり売られていないのではいかな?と思ったのでですが。
中古車販売サイトを探してみるとありました!
ビートル – フォルクスワーゲン(1967年式)の在庫一覧(BIGLOBE中古車探し)
今日の時点で販売されている中古車の1967年式ビートルは、200万円前後でした。きっと燃費もかなりのものでしょうが、新車を買うくらいのお値段ですね!
映画 バンブルビーは1987年の物語なので、1967年式のビートルは、映画の中で製造後20年の車で廃車寸前だったということになりますね。
ちなみにイギリスのロックバンド ビートルズの名前の由来は、この車ビートルに関係しているのかというと?ビートルズのバンド名は、昆虫の名前で同じように2つの意味を含んでいる言葉からということで考えたようです。
なぜカマロに?
ところでバンブルビーは、なぜカマロに変わったのでしょうか?
ビートルのバンブルビーのままでも可愛かったのですが。
答えは、映画バンブルビーの最後のシーンにあります。
この最後のシーンです。
【ネタバレ】『バンブルビー』ラストシーンは何を意味するのか ─
プロデューサーに直接聞いたhttps://t.co/rsQ8i1wpQa#bumblebee #バンブルビー #トランスフォーマー @Bumblebee_JP— THE RIVER (@the_river_jp) March 24, 2019
黄色いビートルは軍から追われることになって、次にトランスフォームするものを探したバンブルビーが見つけたのが、「シボレー・カマロ」だったのです。
カマロを見つけるのが、この丘の上からなのです。
ドジで可愛かったはずのバンブルビーが、突然クールな車になるなんて!
このシーンのあとのチャーリーも、とってもクール!
まとめ
バンブルビーは、トランスフォーマーシリーズの新作映画ですが 時系列ではいちばん最初の物語です。
映画に出てくる車ビートルのことや、なぜカマロになったのかについてご紹介しました。
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