2019年5月22日から5夜連続放送の岡田准一主演『白い巨塔』は、山崎豊子原作の小説がドラマ化されたもので、2003年にフジテレビドラマでは唐沢寿明主演で放送され、視聴率が20%を超える人気ドラマでした。
2019年5月放送の「白い巨塔」のキャストはまだ一部の発表ですが、2003年放送キャストと比較して、登場すると予想される役柄もあわせてご紹介します。
どちらもキャストが超豪華です!
もくじ
ドラマ『白い巨塔』のキャストと役柄を比較してご紹介
財前五郎
2019年 | 岡田准一 |
2003年 | 唐沢寿明 |
唐沢寿明さん主演のドラマの前にも映画やドラマになっています。
1966年映画・・・田宮二郎
1967年・・・佐藤慶
1978-1979年・・・田宮二郎
1990年・・・村上弘明
田宮二郎さんの印象が強いという方が多いようですが、映画でもドラマでも田宮二郎さんが財前五郎役だったからなんですね。
東都大学医学部附属病院第一外科助教授。
母子家庭で育ち、金銭的に苦労しながら奨学金で医学部を卒業した苦学生。母のことを気にかける優しい一目も。
義父の財力と妻、愛人の協力で教授となるが、後半、医療ミス裁判に苦悩していくというのが.2003年版の財前でした。
里見脩二
2019年 | 松山ケンイチ |
2003年 | 江口洋介 |
浪速大学病院第一内科助教授として、財前と同期。
患者のための医療を最優先する医師。
里見の仕事に理解を示す妻と体の弱いひとり息子がいる父親としての里見が描かれていたのが2003年版でした。
東貞蔵
2019年 | 寺尾聰 |
2003年 | 石坂浩二 |
浪速大学医学部附属病院第一外科教授
あと半年で退任を迎える教授。自身の後任に財前を推薦したくない気持ちから、財前ではない医師を推薦していく画策をする。
財前との確執がどんどん深まるが、最後は財前と別の立場で関わっていくことになる。
2003年版では、石坂浩二さんが、男の嫉妬と、医師としての姿を巧妙に演じていました。
鵜飼裕次
2019年 | 松重豊 |
2003年 | 伊武雅刀 |
浪速大学医学部長で附属病院第一内科部長。
病院内で大きな政治力を持つ。
教授選で、自身の利益をよく吟味した上で、財前を教授にするように推したものの、医療ミス裁判の結果次第で、財前をあっさりと切り捨てる。
大河内清作
2019年 | 岸部一徳 |
2003年 | 品川徹 |
浪速大学医学部病理学科教授。
教授の中で年長者で、医師としての里見に目をかけ、教授選では、自ら選考会委員長を買って出ることで、教授選の公平さを保とうとする。
2019年版で岸部一徳さんが演じるのは意表をつかれた感があります!
船尾徹
2019年 | 椎名桔平 |
2003年 | 中原丈雄 |
東都大学医学部第二外科・教授
野坂奈津美
2019年 | 市川実日子 |
2003年 | ? |
浪速大学医学部脳外科教授。
2003年版には女医は登場しませんでした。おそらく山上賢治さんが演じた野坂耕一郎医師ではないかと思います。
時代の流れで女医が登場することに?
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佃友弘
2019年 | 八嶋智人 |
2003年 | 片岡孝太郎 |
浪速大学医学部第一外科・医局長。
財前のもとで財前に忠実な医師。
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柳原弘
2019年 | 満島真之介 |
2003年 | 伊藤英明 |
浪速大学医学部附属病院第一外科医局員。
財前のもとで現場を学ぶ医局員のひとりで財前にあこがれている。しかし、ドラマの後半、医療ミス裁判でのキーマンとなり、最後の決断が大きく物語を動かしていく。
2003年版では、伊藤英明が医療ミスをもみけすために財前がセッティングした大手薬局の娘との縁談話に悩む姿が印象的でした。
亀山君子
2019年 | 美村里江 |
2003年 | 西田尚美 |
浪速大学医学部附属病院の多く看護師の中のひとりだが、のちに裁判で柳原と同様に重要なキーパーソンとなる。
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\✨ #白い巨塔 キャラクター紹介✨/ ✔️亀山君子 【 #美村里江 】 浪速大学医学部第一外科・看護師。 #テレビ朝日 #開局60周年記念 #5夜連続 5/22〜26 #山崎豊子 #岡田准一
竹内雄太
2019年 | ? |
2003年 | 佐々木蔵之介 |
浪速大学医学部附属病院第一内科医局員
柳原の同期で新人の医師。
院内の動きに敏感に反応し、末期の患者に対して容赦なく転院をすすめることもいとわない。
柳原医師と仲のいい同期として2019年版にも登場するのでは?
菊川昇
2019年 | ? |
2003年 | 沢村一樹 |
石川大学医学部教授だが、船尾教授の推薦で浪速大学第一外科の教授選で財前と争うことになる。
教授選で財前と戦う相手として、2019年版でも同様に登場するのでは?
唐木豊一
2019年 | ? |
2003年 | 平泉成 |
裁判で財前側に有利な証言をする洛北大学医学部長の教授。
唐木教授は裁判での重要な人物になるので、2019年版でも登場するのでは?
東政子
2019年 | 高島礼子 |
2003年 | 高畑淳子 |
東教授夫人で、くれない会副会長。
夫の立場を支えるため、くれない会の集まりに積極的に参加していたが、夫の失墜とともにくれない会での立場がなくなっていく。
東佐枝子
2019年 | 飯豊まりえ |
2003年 | 矢田亜希子 |
東貞藏の娘で、浪速大学病院図書館で司書。
大学病院の医師たちの姿に疑問を持つ中、里見だけは違うと感じる。
後半、医療裁判にもかかわっていくことになる。
2003年版では、大学院生でした。「お父様」「お母様」と呼ぶお嬢様役の矢田亜希子さんが清楚でした。
鵜飼典江
2019年 | 浅田美代子 |
2003年 | 野川由美子 |
鵜飼教授夫人で、くれない会会長。
くれない会で絶対的な権力をもち、夫をサポートしている。
2003年版で、教授選の裏でもうひとつの戦いを見せてくれた「くれない会」の会長ですがから、2019年版にも、登場するのでは?
財前杏子
2019年 | 夏帆 |
2003年 | 若村麻由美 |
財前又一のひとり娘で、財前五郎の妻。
東教授の立場が弱くなり、鵜飼教授が財前を押すようになったときから、くれない会に入る。
2003年版では、学生時代にゴルフ部だったことからくれない会のコンペで活躍し、財力を使って自宅でのパーティを行うなど、教授夫人という立場を得るためにストレートに行動する華やかで社交的な妻だったが、2019年版は、お嬢様育ちの妻?
財前又一
2019年 | 小林薫 |
2003年 | 西田敏行 |
財前マタニティクリニック院長で大阪医師会副会長。
財前杏子の父。過去に自分が大学で教授になれなかったことから、娘の婿である五郎に夢を託して、全面的にバックアップしていく。
2003年版では、娘婿の五郎を最後まで可愛がる情の厚い面を見せる五郎の義父でした。
花森ケイ子
2019年 | 沢尻エリカ |
2003年 | 黒木瞳 |
財前が通う バー『ラディゲ』のホステスで、医師を志していたが大学病院の組織がいやになり中退した経歴がある。
財前を支え、財前が心を許せる愛人。
2003年版の黒木瞳さんは、北新地のクラブ・アラジンのママで、知的なママといった大人の女性でした。
里見三知代
2019年 | 徳永えり |
2003年 | 水野真紀 |
2003年版では、里見脩二の妻や息子のことが描かれていました。
夫の仕事に理解を示し、一人息子を育てている。夫と佐枝子の仲に嫉妬し、家族より患者を優先する夫に不満をぶつける場面もあるが、夫の存在をなにより大切に感じている妻を、水野真紀さんが演じました。
関口仁
2019年 | 斎藤工 |
2003年 | 上川隆也 |
医療裁判から登場する弁護士・原告代理人。
2003年版では、金銭的に苦境だったためにお金のために裁判を引き受けるが、のちに真剣に裁判に向き合っていく弁護士でした。
2019年版では、裁判で争う相手の弁護士事務所である河野法律事務所に在籍していたことのある弁護士です。
国平学文
2019年 | 山崎育三郎 |
2003年 | 及川光博 |
病院側の弁護士・被告代理人。
河野法律事務所の弁護士。
黒川きぬ
2019年 | 市毛良枝 |
2003年 | 池内淳子 |
夫の死後、財前五郎を育て、ひとりで暮らしながら常に息子の心配をしている母。
佐々木庸平
2019年 | 柳葉敏郎 |
2003年 | 田山涼成 |
財前の誤診により術後1ヶ月で死亡する。
2003年版では、弁当屋の経営者でしたが2019年版では、繊維問屋の店主です。
佐々木よし江
2019年 | 岸本加世子 |
2003年 | かたせ梨乃 |
佐々木庸平の妻で、夫の死に疑問をいだき、裁判を起こす。
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林田加奈子
2019年 | ? |
2003年 | 木村多江 |
2003年版では、製薬会社のMRとして浪速大学病院に訪れていた時に倒れ、信頼する里見医師に診断を希望する30才の女性を木村多江さんが演じました。
この役も、浪速病院のあり方がわかるエピソードになるので2019年版にも登場するのでは?
まとめ
2019年版の岡田准一さんの財前教授も魅力的だと思いますが、唐沢寿明さんの演じた財前教授もとってもクールで魅力ある財前でした。
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