2019年6月28日世界最速公開の『スパイダーマン:ファーフロムホーム』を4DX3Dで見てきました。
4DX好きの私としては、今回はちょっと辛口です。
完全ネタバレではありませんが、ネタバレを含む感想と評価を、オススメしたいところと、辛口意見も交えて解説します。
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もくじ
『スパイダーマン:ファーフロムホーム』4DX3Dで見た感想と辛口評価
戦うことも飛ぶことも体感できる
オープニングからいきなり戦いが始まります。
ガンガンとシートがムービングして、何度も水しぶきを浴びて、激しく戦います。
ヒーロー物の4DXの楽しみ方を満喫です!
スパイダーマンの手からの糸で、空中をビュンビュンと進んでいく感覚がどうなのかが気になっていました。
バンジージャンプのように急降下したり、大きく振り子のようにふられたりが、怖いかな?って思ったんですが、怖さのような体感はなかったです。
私の前の席に座っていた、小学生低学年くらいの男の子も、まったく動じずにポップコーン食べてました。
振り子のように振られるような感覚でもなく。
アクションシーンの続きといった感覚でした!
ベネチアのゴンドラに乗る体感が出来る
『スパイダーマン:ファーフロムホーム』は、ヨーロッパ各地の名所が舞台です。
名所を3Dで堪能することが出来ます!
ベネチアでゴンドラに乗るんですが、それが水面に近い目線で、水の上をスーッと進んでいくのです。
それがとても心地よい。
波が広がる様子を間近で、3Dで見ると、ゴンドラに乗っている体験をしたかのようです。
もうちょっと乗っていたかった!
他にも景色の美しさを3Dで見れるところが、オススメな点です。
オーストリアへ向かい、バスでトンネルを抜けた時、目の前に広がる南アルプスの景色の美しさ、とっても気持ちいいです。
トンネルを抜けたところで、眼下に広がる景色を3Dで見られるのです。
オランダのチューリップ畑のど真ん中で、花びらが舞い飛ぶなかを飛行機が飛び立つシーンも美しかったです。
ロンドンの橋の上で風に吹かれる体感が出来る
物語後半。
ロンドンの橋の上で、危機が迫るクライマックスシーン。
風が吹き荒れます。
このシーン、『スパイダーマン:ファーフロムホーム』の4DX3D効果がぞんぶんに感じられる最高のシーンです!
もうすぐあの雲から暴風が来る・・あぶない!!
って思った途端、風に吹きさらされるのです。
それがすごくリアルです。
この感覚は初体験です。
ほかの4DX映画でも、風が吹きすさぶシーンで、風を感じることはあったのですが、風と映像のマッチングが素晴らしかった!
残念だと思った点を辛口評価
個人的には3Dで見る良さは、リアルに立体的に見えることで、目の前で見たかのような体験が出来るところだと思うのですが。
その点において、『スパイダーマン:ファーフロムホーム』は、リアルさがちょっと足りないかなって思いました。
映画の冒頭で、何もない荒野が遠いところまで映し出されるのですが、それが地面すれすれのカメラワークで、とっても立体感を感じてよかったのです!
がしかし、そこから、破壊された街に行った途端、立体的に見せすぎたせいか、3Dでの映像が、ミニチュアの作り物のように見えてしまったのですよね。
作り物に見えてしまうとその瞬間に、冷めて見てしまいます。
3D映像ならではのリアルな映像もたくさんあったのですが、ところどころに、3Dで映画が始まった頃のような感覚を感じてしまったので、気持ちが移入しずらかったです。
もしかすると2Dで見たほうが、リアルさが増して映画に入り込めたのかも?とさえ思います。
でも、リアルさを求めていないという4DX3Dの見かたもありますし、個人的にはリアル感不足がちょっと不満という評価です。
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